母と娘②
- yuko barlow
- 2016年9月13日
- 読了時間: 6分
「娘を愛さなきゃ」
「子どもを愛さない親なんていない」
「いてはいけないんだ」
「愛さなきゃ」
「愛してると思えない私は酷い母親だ」
「母親である資格はない」
とどんどん強迫観念のループに入っていった私。
でもそんなある日。
双子の息子の過去生も少し落ち着き、娘とのこの関係を本気でどうにかしなきゃと思っていたときに私のヒーリング友達とヒーリングをしていた時、娘が過去生でも私の娘であったと分かりました。
その過去生では私は娘を育てられない理由があり、離れてしまった。
でも娘を思いながら人生を送った私は、後悔ばかりの人生で、私が死ぬとき、とにかく娘と一緒にいたかった、とそれだけを思って命を終えたことがわかりました。
「母として失格の人生」
「娘と一緒にいれなかった人生」
「会いたくても会えなかった人生」
「愛を伝えられなかった人生」
「娘だけを思っていた人生」
その夜、寝ている娘の手をとってヒーリングをしようとした時娘から「待ってました!」とばかりに娘の心臓のところからピンクのハートがシャボン玉のようにあふれ出し、その一つ一つにメッセージが入ってました。
その時に出てきたメッセージがすべて「ママのため」。
泣いたら旦那のところへ行く娘。
ダダが大好きな娘。
それなのに旦那のことは一切出ず、彼女のハートから出てくるメッセージはすべて私=ママのこと。
「ママのため」
「ママの安全のため」
「ママが喜ぶため」
私は一瞬、意味がわかりませんでした。
でも私の中で何かがクリックしました。
「私は本当の娘の姿を見逃しているのではないか?」
そして「ママのためって私は何をしたらいいのか?」と。
そこから本当に色んなヒーリングをしてきました。
手探り状態だった私は、私自身にも娘にもヒーリングをしました。
でも「私自身のクリアリング・ヒーリング」をすればするほど目にわかるように、びっくりするほど娘が変わっていきました。
私自身がヒーリングすると娘がどんどん明るくなる。
笑顔が増えてくる。
口をしめて拒否し絶対食べなかった果物やお肉を積極的に食べるようになる。
身体にあったアトピーがどんどんよくなる。
泣くと旦那を求めていたのが段々私の方へくるようになる。
そして「ママだーいすき」と言ってくれるようになる。
そこで思い出したのです。
妊娠時、娘の成長を心配して通っていたナチュラパスの先生に「あなたの娘ちゃんが普通に大きく育っていたらどうなってたと思う?あなたの胃の真下に彼女がいるからきっとあなた何も食べられなくなっていたわよ」と。 そして一言「あなたの為に小さく育っているのかもしれないわよ」
ああ、私のためだったのか。と涙が出てきた。
おっぱいを拒否したのも私への負担を少なくするためだった?
いつも旦那のところへいっていたのも、二人の兄が私にべったりだったから?(って旦那が大好きなのもあるけどね!笑)
そして大きなことに気づいたのです。
私がしていた母親業は「期待」を求めていて、そして「それをすることで母親として認められたかった」ということを。
「こんなにしているんだ」
「だから気づいて」
「期待に応じてほしい」
「認めてほしい」
それが根底にあることに気づきました。
インナーチャイルドと過去生からきていた私の「母」と「娘」の関係がふかーく関っていました。
私よりずっと色んなことを「見据えて」いた娘。
これはどうにかしなきゃともうそこからはスイスイとヒーリングが進みました。
それはとにかく私自身のヒーリング。
自分を大切にすること。
自分をないがしろにしないこと。
自分を愛すること。
自分の幼少期にもっていた想いや、
私が持つ「母親像」それに対する想い。
これは結構難しい。特に「自分を愛する」ということ。初めは訳わかめでした。
でも何度も何度も意識し、自分に正直になることで、どんどんその意味が分かってきました。
そしてもう一つ。
「娘には娘の人生を送ってほしい」ということ。
私を心配せず、私は私で自分を癒すから、娘は娘の人生を思いっきり謳歌してほしい、ということ。
そこから少しずつ娘に対する想いが変わっていきました。
そして1年半くらいかかったけれど、娘を愛してないんじゃないか?という思いは「娘を愛している」に変わりました。
自分自身をヒーリングすることで娘に対する気持ちが変わりました。
かけがえのない一つの命。
私のたった一人の娘。
可愛い可愛い娘。
愛おしい娘になったのです。
最近は毎日のようにアクセスバーズを娘にしています(プラス他2名も勿論ついてきます・・)。アクセスバーズをしてからかなりの速さで娘と私の関係が深くなった気がします。そして娘はやればやるほどすぐに効果が現れる。次の日にすぐわかる。あっ変わったな、って。
私が「母」として感じた「娘」との関係。
あのままじゃなくて本当に良かった。
いつからでも遅くない。
気づいたときにどうかその絡まった糸をほどいてほしいです。
絶対にほどけない糸はないから。
そう信じています。
そしてこれをどうか分かってほしい。
「母親」は実は模索を沢山しているということ。
初めから「母親」であるわけはなく、
あなたが生まれて私達は初めて母親になる
戸惑いも、不安も、大きな責任感もある中で、
どうしたらこの「大切な存在である」あなたを育てていけるか
毎日、毎秒模索しているのです。
プレッシャーもある。
孤独なんてしょっちゅう感じるし、
でも「母親」としてしっかりしないと
「頑張らないと」といつも思う。
でもへこたれてしまうこともある。
自分の問題でいっぱいいっぱいになってしまうこともあると思う。
そしてそのうちに子育ての仕方を見失ってしまうこともあるんじゃないか・・・・。
そんなんだったら「母親」になる権利なんてない、って思う?
その覚悟がないのに子どもをもつべきじゃない??
私はいつもこの2つの質問を自問してきましたが、最近思うのです。
「親になって学ばなきゃいけないことがある」
だから「親になるんじゃないか」って。
親にならせてもらうんじゃないかって。
だから迷って当たり前。だって学んでいるんだもの。
それをどうするか、それを探してほしい。
親も人間。
親である前に人間なのです。
間違うこともある。
失敗も沢山あるかもしれない。
でも失敗しても立ち上がってほしい。
大変でも諦めないでほしい。
ねばってねばって少しずつ紐をといていってほしいのです。
「あなた」を心底愛している「子ども」のために。
そしてその関係をよりよいものにするために。
そして何より「あなた」自身のために。
今「母」であることに
「娘」であることに
何か心に詰まること・解決したいことがあれば
是非連絡ください。
コンサルテーションは無料です。
次回は私が「娘」の「母」との関係です。過去生とインナーチャイルドが出てきます。

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