何が正解か。。。。。
- yuko barlow
- 2017年7月19日
- 読了時間: 4分
お久しぶりです。ブリスベンよりバーロー祐子です。
今日は子供達を定期のカイロプラクティックに連れていき、順番がくるまでこどもたちは待合室に置いてあるおもちゃで遊び、私は椅子に座り一息ついておりました。
すると一人60代くらいかな?のオーストラリアのおじさんが隣にすわり、「中国人?韓国人?」と聞いてきました。
なので「日本人です」と答え、そこからお仕事の話になり、そのあと彼の身の上話になりました。 40年も知り合いの、シンガポール人の女性。10年前に旦那様を亡くした彼女とずっと独身だった(子供はいるそう)自分は最近よく連絡を取るんだ、とかのじょの写真まで見せてくれました。
病院に入院した時は「近くに誰かいないとだめでしょう!」と言ってシンガポールから彼女は飛んできてくれた、と。そして退院後自分で注射を打たなければいけなかった彼は注射が苦手だったのを、彼女が「私がやったげる!」とやってくれ、その後彼女はその注射にしげきをうけたのか?40年も続けていた旅行関係のしごとをやめ、勉強しナースになったと。
彼女の話をするそのおじさんはとっても嬉しそうで、時折涙目になるほど。
わたしたちの順番になったので、挨拶し、カイロプラクティックを受けて、車で帰ってきたのですが・・・・
運転中、そのおじさんの香りがしてきて(ハグも何もしてませんよ!)そしてぱぱーっとこのおじさんとその彼女との次生が見えました。
おじさんはとにかく彼女を幸せにしたい、と願う人生。 お金も住むところも不自由なく用意し、やりたいことを難なくできるようにサポートしてあげたい、そしてそれをできるような人生を選んでくるんですね。
そして彼女はというと、そのおじさんの用意する「幸せ」とまったく違う感覚の「幸せ」を選んできます。
お金とかやりたいことが難なくできることが幸せではなく、いや、ハングリー精神的なことこそ、それを成し遂げることこそ彼女は幸せを感じるのです。一緒にいることが大切で、何があるか、何に囲まれているか、それは関係ないこと。 それで二人はまったく違う価値観をもってうまれてきて、でも出会うべきして出会うんですね。 おじさんは彼女あっての人生を選んで生まれてくるし、
彼女は彼女の軸をしっかりもって生まれてくる、そして彼に会うことを選んできます。
それもまったく異なる状況を選んでくる。
そしてお互いが学ぶべきことを補いながら人生を一緒に送るんでしょう。
もしかしたらお互い苦しくなって別れを選ぶかもしれない。
それともお互いの学ぶことを尊重し、受け止め、それからどうしたら二人にとって何が必要か、どうしたらお互いが幸せになれるか、そして二人でしか味わえない幸せを分かち合えるのか、それを選ぶかもしれない。 お二人はどうなるんだろうなーなんて考えながら帰ってきました。
そう、今あなたが出会っているひとは全て、出会うべきして出会っています。 お互いが幸せになりたくて出会ったはずなのに、
なぜ糸がもつれてしまうんだろう?
もつれてしまったんだろう?
なぜ理解できないんだろう?
なぜもっと優しくうけとめられないんだろう?
そのおじさんと彼女の話を思いだしてほしいのです。
どうしたらこの2人がお互いを幸せにできると思いますか?
もしかしたらその生では別れてしまうかもしれない。
別れてから「ああ、そうだったんだ」と気づくかもしれない。
お互いが苦しんで、それでも一緒に最後までいるかもしれない。
どれがあっていて、間違っているってないんです。
だってそこにはお互いが成長するために「そこ」に「その時」、「そのひと」がいてくれるんだから。
あなたのために。
「人生」という電車はいくらでも乗り換え可能、どんな電車も選べる。早い電車もあるかもしれないし、鈍行電車もあるかもしれない。
そしてそこであなたと一緒に電車に乗っている誰かがいるかもしれない。
一緒に最後の駅まで行こうと約束したのに、途中下車することになるひともいるかもしれない。
別れたあの人がまた途中の駅で乗ってくるかもしれない。
なにが起こるか、人生電車ははしりつづけます。
目的地に向かって。
それはいい・悪い、あっている・間違っているとは関係なく、ただただ走り続けるのです。

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