身体に感情があったとしたら?
- yuko barlow
- 2017年11月3日
- 読了時間: 7分
ブリスベンより今晩は!バーロー祐子です。 今日のブログ史上最高に長いですよーーーー。お茶ご用意頂いて読んでくださいませ。 さて。 私たちの体。 皆さんはどのくらいご自身の体についてご存知ですか? スリーサイズ? 体重? 蚊に刺されやすい 牛乳を飲むとお腹が張る ここにホクロがある 肩が凝りやすい とかでしょうか?色々あると思います。 今日は「体が持つ意識・エネルギー・感情」について書きたいと思います。 自分の体って、自分のものでありながら、それぞれの臓器に感情や意識があるのです。 そして体はあなたに一生懸命コミュニケーションを取っています。 意識をもって。 毎日。 どんな食べ物が今日必要か 今日はどんな体調か どんな洋服が今日着たいか 毎日体は変化しています。 そして毎日Require(欲して)いるものは違います。 でも今まで築いてきた「思考パターン」がそれをにゅ~っと消して、思考の意見を聞いてしまうんですよね。 私もそうでした。 そして最終的に体に不具合・不調がおきてみて、自分がどうにかして改善したいと思った時に初めて、真剣に体がどういう状態か知ろうとするんですよね。 ここで私の体験談をお話ししたいと思います。 4月に母をすい臓ガンで亡くしてから、色々なステージの悲しみ・受け入れ・後悔を経験し、その中で「母が亡くなる前に感じていたことはどんなものだったのだろう?」「知りたい」と思うようになりました。 辛抱強く、弱音をはいたことがない母が闘病中一度わたしに言ったことがありました。 「ナイフが目の前にあったら刺して死にたいくらい辛いよ」と。 想像以上の痛み・・・・どんな痛みだったんだろう? 最期話もできなくなった母だったけれど、母の死に対する気持ちを聞きたかった。もう死が見えているような状態だった時、母はどんな気持ちだったのだろう? そしてある時から「私もすい臓がんになるんではないか?」と思うようになりました。 なりたくないと思いながらも「きっとなる」気持ちがしてきたんですね。 そして「なるんだったら早い時期になるな」とそこまで感じるようになりました。 そして「この状態の自分だったら」絶対に「引き寄せるだろう」と確信がありました。 でもそうしたら大好きな母の気持ちや辛さを知ることができる、とそんな風にもおもうようになりました。 すい臓癌と見るだけで、聞くだけで、身震いするほどなのに。 知ってどうする、とかではなく、とにかく母の辛さをわかりたかった。 母の最期・その時を理解したかったんですね。
今思うと、共依存していたのかな?自分のエゴだったのかもしれない。 でも最愛の人を「理解したい」「わかりたい」と思うのは誰もが無意識のうちにしていることで、 それが母の死を受け入れる私なりのグリーフの方法だったのかもしれません。 でもその気持ちと同時に「何考えてるんだろう?私には守りたい家族がいるじゃないか」と。 「父や姉や私が経験したあの辛さを、家族に経験させたいのか?」 「風貌も全く変わった母の面影が今でも消えず、あんなつらそうな姿を子供達やピーターに見せたいのか?」 この気持ちをどうにか消化しないと本当に現実に引き寄せることがわかっていたので、アクセスバーズを受ける時には問いかけをどんどんし、毎回そのことについて問い続けました。 でもその「母の最期感じていたことを知りたい」という気持ちはなくなりませんでした。 (同じ経験したって同じようにかんじるとは限らないのにね) そしてそんなある日、ずーっと夢にまでみていた「アクセスボディ 」のコースの日になりました。 (アクセスボディ はアクセスバーズの体バージョンですが、施術の方法が63個ほどあります) コースに行くと決めたのは半年前から。なので母が 亡くなる前でした。でも迷わず、絶対行くとわかっていました。 コース費も3日間ということも考えずに「絶対行くんだ」と。 導かれているのがわかりました。 もう1ヶ月くらい前になると、何とも言えないワクワク感が募り、ああやっとついに!ともうその感覚はずっと夢に描いていた「未来の旦那さん」に巡り会える、そんな気持ちでした。 さて当日。 ファシリテーター(教える方)が話し始め、ボディ(体)について説明をしだした20分後、つつーっと涙が溢れてきました。 そして滝のように流れる流れる・・・・・ 1番前に座っていた私でしたが、流れる涙の量が半端なく、そそくさと後ろに引っ込みました。 何故こんなに涙が流れるんだろう? 悲しくないのに。 止まらない。 10分くらい涙が流れ続けている最中に聞こえてきたのは 「やっと(自分たちの声を)聞いてくれるんだね」という体からのメッセージでした。安堵の涙だったのです。 因みに私は結構自分の体に耳を傾けていると思ってました。 口にいれるものはもちろん、体につけるものもなるべく自然のものを、と。 でもその時に受け取った体からのメッセージは「全然聞いてくれなかったよね、酷使してきたね、ずっと」というものでした。 「私が思っていた体に良いことと、体が本当に欲していたことは違うんだ」とはっとし、これからどんな体からの声が聞けるのか楽しみになりました。 そして体もとってもホッとし、嬉しそうにワクワクしていました。 そんなこんなで興奮気味の1日目が終わり、2日目。 ペアを組んでいたキャスが私の体のエネルギーを読み、63個あるうちから今どのプロセスが必要かを選んでくれるという内容の時。 キャスが選んだものは 「怒りの呼び出し」 ええー?怒り? それはちょっと意外だったんですね。 アクセスバーズをするようになってから イライラは減り、ストレスも(子供以外は)ほぼなし。怒りがまだ何処かにあるんだと少しびっくりしました。 しかも今1番必要なのがこれ? もう一度「本当にこれ?」と聞くも彼女はニンマリ。そうだよ、と。 それじゃお願いします!とマッサージベットに横になり、 そして彼女が私の体に手を置き、怒りの呼び出しを始めた瞬間から・・・意識なしzzz

(私zzzz このときは恥骨に手を置かれてました 笑)
次の瞬間は1時間半後。ぽんぽんと「終わりの」サインをしてくれハッと目覚めました。 そして目が覚めた私に 「母と同じ経験をしたいとChooseしようとしていた自分に対して、体が怒っていた」んだというメッセージがふっときました。 痛い想いなんてしたくない どうして酷使するの? どうして僕達を大事にしてくれないの? 思考の声ばっかり聞くんだから。 病気を自分でクリエイトするなんて酷いよ。 ごもっともです。 何ヶ月も探していた答えはそこで見つかったのです。Right timingで。 愛する人を亡くした時、残された人は必ず何らかの「後悔」が残ると言われています。 どんなに最高最善の別れかたであったとしても、です。 私が母の気持ちをしりたいと思ったのは、私なりの後悔の一つであり、グリーフのプロセスだったのです。 「怒りの呼び出し」のプロセスは私の人生の中で、1番の最高の眠りであり、その眠りから目覚めた時には生まれ変わった自分がいました。 施術してくれた彼女には大感謝、クラスのみんなにもシェアさせてもらった大きな気づきでした。 そして毎日母のことを想い、残された父を想い泣いていた私は、それから涙ぐむことはあっても号泣することはなくなり、すい臓癌と見ただけで身震いしていた恐怖心も 無になったのです。 それから色んな意味で「母から本当に卒業」したことも実感したのです。 体は絶対に嘘をつきません。 そして絶えず貴方にメッセージを送っています。 思考からの声のボリュームをさげ 体からの声のボリューム上げてみませんか? ほんとうの声に耳を傾けてみませんか? まずは今日は何が食べたいか? 何を必要としているか? 「これがいいんだって」とか 「これはよくない」っていう情報ではなく 貴方の体に聞いてみてください。 そして痛みに現れる前に、 体からの信号をキャッチしてみませんか?

体からのメッセージに素直になるとどんな変化があるか? 次回のブログにはボディクラスを受けて変わったことを綴りたいと思います。 そしてその次のブログには「体が記憶するパターン化」これを綴りたいと思います。
Love & Smile,
祐子
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